2016年12月31日土曜日

2016年総括と感謝

みなさま、年末はいかがお過ごしですか、ここあです。

今年はたくさんの素晴らしい一期一会に恵まれ、それが一時のものではなくご縁として続く、そんな出会いと挑戦の年になりました。
思いがけず嬉しいお誘いを受けたり、支えてくださる方がいらっしゃったり。
そういうことの連続で、処女作を理想的な形で出版・頒布することが叶いました。
私の作品で喜んでいただけるという何事にも代えがたい自信を下さったのは、皆様です。
作家の熱量が近しい、仲間と呼びたいお友達にもたくさん出会えました。幸せです。
たくさんの方から温かいご厚意を賜り、ここまで活動を続けてこられたのだと切に思います。
この感謝は、わたしに出来る形で還元していきたいです。
本当に、関係者各位には私信を述べれば切りが無いほどです。
本年中は誠にありがとうございました。

黒井ここあ



現状。

1月22日第一回文学フリマ京都で頒布予定の4月の新刊小説『探偵王子とフォルトゥーネ』の先行版に手を入れています。
ツイッターフォロワー800人越え記念キャンペーンに申し込まれた方は直接取りに来ていただくことも可能です。

2016年10月9日日曜日

初上京! コミティア118お品書き

こんばんは、ここあです! 台風のごとく、文学フリマ大阪、関西コミティアと近畿を攻略中です。
先日はお世話になりました!
イベント大反省会は秋の大行脚が終わってから一気にしたためたい所存です。

次のイベントのお知らせです~!



10/23(日) COMITIA118 う59a

初めての! 夢にまでみた! 東京ビッグサイトだぁ~!
なんとお隣はフレエドムさま(う59b)。
「ぜひ合体参加を!」との嬉しいお申し出に調子に、おまけに飛行機に乗って参戦いたします。
しかも先着プレゼントな限定企画まであるし、フレエドムさまの懐の広さに、頬ずりし続けている現状です。

新刊は幻想文学『純白の抒情詩(リューリカ)』の上下巻です。
まだ、わたしは新刊と言い続けるぞ!

☆小説『純白の抒情詩(リューリカ)』
文庫/上巻340p、下巻370p/各1500円

 魔法王国ヴィスタの女王ロザリンデが成人を迎えるころ、ボーマン伯爵家の次男アルフレッドは義姉から次々と縁談を与えられていた。それに辟易した彼は、ある日狩りに行き、森で真っ白なうさぎを射抜いた。だがアルフレッドが仕留めた獲物は、純白の髪をした美しい妖精だった! そのうらでは女王の魔術師ジークフリートも妖精を求めてひそかに動き始めていた……。
 神話と現代、現在と過去があやなす、恋と魔法に満ちた物語。

二冊同時購入で、特製ノベルティプレゼント!

☆リューリカうさトート
A4/コットントート/500円

『純白の抒情詩』のワンシーン・挿絵を大胆にあしらったナチュラルなトートバッグ。
キャラものじゃないから恥ずかしくないもん!(価格改定しました

☆リューリカコルクポット
10センチくらい/コルクの蓋付き陶器/1500円(数量限定

『純白の抒情詩』ヒロイン・リュリをあしらったかわいい入れ物!
「寝る前にリンゴ一個で医者いらず!」の古英語ことわざつき。

☆以上をすべてぶちこんだセット『リューリカおさんぽセット』は5000円です。
限定2セットのみ。売り切れ御免。お早めに。

☆リューリカポスター
A3/フルカラー/500円
ちょっとあまっている分を、よければおすそわけ。

☆小説『黒獅子物語・おためし版』(突発本
A5/28p/300円

「あんたを迎えに来たわ、陛下。解放軍の指揮者として」
 剣と魔法の王国・ヴァニアス。グラジルアス王子(グラズア)は、両親の突然の死により、十三歳にして王位を継承した。ある日彼は、妹姫の口から叔父で宰相のリンデン伯爵が真犯人だと聞く。宰相への復讐を狙う彼が十八歳になったとき、トレジャーハンターの少女、テュミルが現れ……。独裁政権を覆し、国を取り戻すため。そして、引き離された二人の妹姫を助け出すため。少年王は少女と共に旅立つ。

ウェブ連載中のRPG風長編小説『黒獅子物語』の冒頭を改訂し、二話まで収録しました。
当スペースでなにか一つでもお買いものされましたら、こちらを一冊プレゼントします。

☆ここあ実母の手縫い『世界に一つのブックカバー』
文庫/背幅フレキシブル/1000円~3000円

ここあが留学時代フィンランドで直輸入してきたステキボタンや本物のレースを丁寧に縫いつけたとっておきのブックカバー! これでお外でもリューリカが読めますね! お友達のプレゼントにも最適。

☆ちょこれいつ×フレエドム118記念『アクリルジオラマ』
(画像がないって、それはごめんなさいなの)
こちらも突発!
合同参加の記念品として、身内だけでアクリルジオラマをつくっちゃいました!
私はちょっと多めに発注したので、先着で頒布可能です。限定1部、1500円。

既刊

★小説『少年王のジレンマ ―黒獅子物語外伝―』
A5/148p/1200円

「俺たちに関わるってことは、相当の覚悟が必要だ」
少年王グラジルアスと騎士ラインに実力を認められ晴れて宮仕えの身となった12歳の少女ミラー。
彼女は知らなかった。彼が友人と二人きりで、宰相の手から国家と妹を取り戻そうとしていることを。
軟禁の少年王と二人の騎士が心を通わせる短編。一冊完結。

★小説『銀色乙女のタランテラ ―黒獅子物語外伝Ⅱ―』
A5/162p/1200円

「もう誰も、あたしの目の前で殺させやしない!」
銀髪の少女テュミルは12歳の誕生日に生家である孤児院を家出した。
リュックには蜂蜜瓶いっぱいのへそくりと、果物ナイフ、日に焼けた地図。
手には両親の仇が落とした『薔薇のスカーフ』を握りしめて。血の匂いが纏わりつく短編。一冊完結。

以上の『黒獅子物語外伝シリーズ』を二冊同時購入で『くろししクリアしおり』をプレゼント!

★マンガ『ねこまほ ―猫の魔法使いビリエル・ディーと二人の弟子―』
A5/52p/500円

 「魔法を教えてください!」  吃音性(どもり)で人見知りの魔法使いビリエル。  ある日彼の元に、アンティとシルヤの二人が転がり込んできた!    どうやらそれを手引きしたのは、彼の妻ソフィで――。  ボーイミーツガールの向こう側で、勇気の魔法をあなたに。

「小説は売れないよね……(よよよ)じゃあ、がんばってマンガ描いたら売れるかね!」
と、ここあが自らに無茶ぶりした意欲(?)作。

★グッズ『くろししアクリルキーホルダー』
アクリル製/全四種類/各500円

★グッズ『くろししクリアしおり』
透明しおり二枚入り/300円

小説『黒獅子物語』のメインキャストがしおり・アクキーになりました。
シリーズでそろえて、ようこそ、黒獅子ワールドへ!

★グッズ『ねこまほポスカ』
ふつうのポストカード/100円

マンガ『ねこまほ』より、アンティとシルヤのポストカード。お土産に。

委託物品

神無月愛 著 『永久の翼』
文庫版/1000円
台本版/500円

普通の高校生・蓮が出会ったのは、ましろなる翼と漆黒の衣をまとった美しい少女。
似合わぬ鎌を手にする彼女。その役目は、儚き命を運ぶこと……。
何気ない日常に舞い降りた、現代ファンタジー。

ここあが装丁を担当させていただいた小説を、委託販売しております。
文庫版ではストーリーを、台本版では実際に上演できる戯曲をお楽しみいただけます。

以上です。
CDですか?
新刊だけで二箱送るんだよ!もう隙間が無いよ!

頒布物は自宅からすべて宅急便で送り込みますので、お取り置きのご連絡は早めにお願いいたします。HPのメールフォーム、ブログのコメント、ツイッターのリプライやDM、どこからでもお気軽にお申し付けくださいませ。
「イベントいけないよぉ……ふえぇ……」とおっしゃる方、あきらめないで!
お申し付け下されば、ご注文分を自宅に置いていきますゆえ。
では! どうぞよろしくお願いします!
「スケブやります」の看板は置きませんが、お声掛けくだされば自創作の範囲内でお引き受けいたします。
こちらのポスターが目印!



23日は、東京ビッグサイトで、ここあと握手!!

2016年9月20日火曜日

同人活動にペーパーって必要?その2(疲

はい、前回の続きです。
http://961cocoascaffemocha.blogspot.com/2016/09/blog-post_20.html

【ペーパー論②.2】「伝えたいこと」を絞り込もう。

 さてさて、10分で「《作家としての自分》と《これまでの作品》、《作品の見どころ》をできるだけ簡潔に、書」けましたか?

 よく陥りやすいのは、以下。
  ・どれかだけ長々と書いている。
  ・作品の列挙だけに終わっている。
  ・作品への愛が強すぎて、一見さんをおいてけぼりの情報がぎっしり。

 さて、あなたがふらりとひろった紙に、この情報が載ってたら、どうでしょう。
 目を通す、いや、目が滑っちゃうこと請け合いです。
 なぜすべるかって、そりゃ、初めての人に紹介する言葉じゃないからですよ。

 さ、ここでもう一個、課題。
 もう一回、「10分のタイマーをつけて、箇条書きした言葉を文章に」、あるいは「長すぎる文章をSVOの形に短くしてください」。

 では、どぞ。
 あくまで、初対面の方にお話しするんですよ。


【ペーパー論③】材料はそろった。じゃあ、どうやって置こう?

 はい。課題はクリアしたとみなします。
 ここでやっと、「優先順位」がつけられます。君の頑張りがここにきて実る!
 てことで、課題ドーン。

 「1位から5位まで、優先順位を付けてください。情報の種別は問いません」

 書けましたか?
 書けましたね。

 優先順位はレイアウトを考える上で、貴重な指針です。

 新聞と同じ考え方です。
 見出しになるのは重要語句。
 忙しい人が情報を端的にゲットできるような工夫なわけです。
 重要な情報や単語はでかフォント、時間を取ってゆっくり読んでもらいたいものは小さめフォント、これ世の中の基本です。
 てことで、あなたのペーパーの一面を飾る、第1位はなんですか?

 ・A4の紙もう一枚用意してください。
  これを暫定設計図にします。

 「1位の情報が目立つように、配置しなさい」

 「次に、2位の情報をその隣に配置しなさい」

  ……

 と言う風に、優先順位の高いものから紙面を構成します。
 あなたの情報を売り物・魅せるものとして取り扱うわけです。


 ……体力が切れたよ。
 誰かを参考にするのもいいけれど、伝えたいことが個人で違うんだから、
 紙面だって絶対に個性が出るはず。
 それは怠けず、あるいは嫌がらず、まずは自分の手と頭を働かせてみてください。
 絵が描けないなら、楽しい無料素材屋さんとかでもいいの。
 「初めて見た人が、興味を持ってみてくれるか」がまず重要だから。
 レイアウト能力は、レイアウトすることだけで伸びるのですから。
 てことで、あとは個人の能力差と持ってる情報数によるので、個別対応します。

同人活動にペーパーって必要?その1

みっなっさーん! 楽しんでますかー!
台風と共に芸術の秋、到来ですよ。
作品もそろそろ出来上がってきて「あー、あたしの夢と血と汗と何かの結晶が一つにまとまるのね」って感慨深さもだんだんクライマックス。でも先に来るのが原稿ラストスパート、気は抜けません。

入稿が終わって、新刊落ちなかったやで、とほっと胸をなでおろすのは時期尚早です。
その作品、どうやって他人にご紹介します?
たった5秒間、自分の前を歩くだけの、見ず知らずの人に、どうやって?
「価値ある作品、すばらしい作品なら、何も言わなくても手にとってもらえる」?
そんな虫のいい話があるわけないでしょう。
あなたがその、いわゆる「すばらしい作品」を知ったのはいつ、どこでかしら。
それはおそらく、いえ、確実にある種の宣伝にあなたが反応したからなのです。
宣伝を悪とすることなかれ。
転じて、己の勇気の無さに胡坐をかくことなかれ。
その作品、読んでほしいんでしょ?
じゃ、やるしかないじゃん、宣伝。
一期一会の出会いを求めてイベントに出てるのに、お客さんを黙って見送るだけ。
そんな少女漫画の痛々しいかわいそうなヒロインはもう、やめましょう。
白馬の王子様=石油王をお待ちの方は、ココでブラウザを閉じてね!

ということで、私情がふんだんに混ざった長い前置きでございました。
今回はニッチな需要にお答えしてここあ流「ペーパー作成論」を書いてみます。
あのね、バカにならないよ。


【ペーパーとは】

 フリーペーパー=無料ビラ、チラシの略語として私の知る限り20年前から、ずっとこう呼ばれてきています。
 あのころ、憧れの人はワープロ写植だったし、定規文字だったし、手書きだったな……。
 お金の無かったS学生時代は憧れの作家さんの最新イラスト=最新ペーパーをゲットするためにイベントに忍び込んでいたものです。


【効能】

 ・作家の現状を伝えることができる。
   →現状=現在の画力……って言わせんな! でも事実。
    文字書きさんは最近の趣味とか。

 ・新刊・既刊の情報を載せられる。
   →新刊……あたりまえじゃん、じゃないです。
        コレ意外と自分しか知らない。
        新旧なんて、お客さんにはどれも同じに見えてます。
        マジで。
   →既刊……いわゆる活動履歴に値します。
        これもほぼ、自分しか知らない。
        在庫数含め。
        どちらも動かしたかったら真面目に三行であらすじを書きたまへ。

 ・イベント参加情報を載せられる。
   →コレ、一番の効能じゃないかな。
    「あ、このひとのペーパー面白いな、作品も気になるな」の後に、イベント情報があると、「また会える!」と思うので。
    地方イベだと地方固定さんゲットも夢じゃないよ。

んじゃ、ここからは作成「以前」の話をしましょう。
え。時間ない?
ここで情報の取捨選択しとかないと、無駄なことを書いて、必要なことを書かないで終わるけど、いい?


【ペーパー論①】「名刺=顔」ならば、「ペーパー=履歴書」である。

 まずはコレです。
 名刺は、人to人のマンツーマンのものです。
 一瞬のアバンチュール。
 名刺だけをやたらめったら配っても、なんの意味もないってことだよ。
 名前だけわかっても、どんな人で何やってる人かわかんないからね。
 肩書ってのは、意外と読まれないし、すぐに忘れられるもんです。
 なぜかって、名刺というのは、「はじめましての後の対話ありき」の商品だからです。

 けれどもペーパーは、無料配布ビラ。
 要は新聞のチラシとさほど変わらないんです。
 「今日は○○のイベント」
 「私は□□をする△△」
 「これまでにウン冊本を出しました」
 「目玉商品はコレ!」
 ね、ちょっとわかりやすくなってきたでしょう?
 なんでペーパーを配るか、その意図が不明瞭だから、「あーん、もうなにかいたらいいかわかんないよー><」ってなるんです。
 そこ、落ち着いて。
 まずは箇条書きだ。


【ペーパー論②】「伝えたいこと」の優先順位をつけよう!

 〈用意するモノ〉
  ・A4の紙
  ・ボールペン(鉛筆にしないのがミソ)
  ・タイマー(スマホケータイなどで、アラームが鳴るのがいいです

 あーい! 準備はいいですか!
 何のジャンルがメインかによって、異なりますが、やることは変わりません。
 まず、タイマーを10分にセットしてください。
 セットだけだよ! 押すなよ! まだ押すなよ!
 次に、何をするかをお伝えします。
 「10分以内に、《作家としての自分》と《これまでの作品》、《作品の見どころ》をできるだけ簡潔に、書いてみてください」

 「なんでそんなことさせるのさ!(ムカムカ」となる方は、しなくてもいいので次の記事を開いたらいいです。でも、その分、実にはなりませんよ。

つづく!

2016年9月14日水曜日

ちょこれいつ・秋の新作ラッシュ!

こんばんは、ここあです。
タイトルが某スマホアプリのクエスト名のようです。

まずはご報告を。
イベント用秋の新刊、および新グッズの入稿がすべて完了しましたー!
みなさんのおかげです! と、いうことで、はりきってアイテムの紹介をします!

文学フリマカタログ
https://c.bunfree.net/c/osaka04/!/C/32

詳しい物品紹介はカタログを参照いただいた方が良さそうなのでペタリ。

こちらには当日でかコピーする予定のおしながきを掲載しますね。
お買い上げいただいた方には「黒獅子物語おためし版」をもれなくプレゼントする予定でおります。
それではよろしくおねがいしまーす!
(17日の前日に下巻が届いてカバーまきまきが控えてると思うとこわいです)

これが「リューリカおさんぽせっと」限定5セットのみ、再版ありません。

2016年8月29日月曜日

健全な魂、健全な肉体に宿る、んですか?

こんばんはとおはようの境目からこんにちは、ここあです。
業界ではいつなんときでも「おはようございます」なので、とりあえずおはようございますって言っておけばいいぞ、と二機会(あえて誤字らせていただきます)出身の先生が言ってました。
でも音楽学の恩師は「そんなバカげた話があるか、普通にしなさい」って言ってたので、どっちでもいいですね。常識は生きる場所で変わるっちゅうことですかね。

さて、サンマが美味しい季節が既に到来し、わたくしびっくりしております。
だって、まだ夏じゃないんですか。こんなに暑いし台風きてますよ。
あと、春に初めて夏にやってた原稿、まだ終わってないんですよ。
これ、だめだって、まだ夏終わったらだめだって。
原稿終わってから秋が来てよ。ね、秋、ちょっと待ってて、後一週間くらい。
でも、台風って秋の季語なんだっけか。台風も来るなよ、そこですとっぷ。
生き物にひとしく与えられているのは時間ですからね、そこのところは仕方ないですよね。

誰かに話したら、それをみんなに話したような気がするわたしですので、わりと秘密主義者と言っても差し支えないんじゃないかと思うのですが、広報はそれじゃ務まりませんので、同じことでも繰り返し、繰り返しまいりたいと思います。

秋の新刊は『純白の抒情詩』。
じゅんぱくのりゅーりか、とよみます。
ドイツ語のLyrikから来ています。りゅーりく。
りゅーりかと「A」の音でくくり、女性形にしてある理由は、想像にお任せします。

体裁は、文庫上下巻。
それぞれ340ページずつぐらいになります。
不確定なことを言ったのは、下巻が作業中だからです。あああ。
フルカラーのカバーもついちゃって、しかも帯まで付いて、商業っぽい見た目になってます。

内容を素敵に書くと「神話と現実、過去と現在があやなす恋と魔法の物語」。
ゆるーくすると「初恋破れていじけっぱなしの狩人が、森でほわほわ妖精ちゃんをひろったり、ツンロリ女王の許婚にされたりする話」。
なんじゃこりゃ。
真面目さが感じられません。
でも嘘を言っていないのでなんとも。

予定頒布価格は一冊1500円です。二冊で3000円。
セットで非売品しおりを差し上げます。
コルクで栓をするコルクポットと、お持ち帰り用トートがついた楽しいグッズセット、
『リューリカおさんぽセット』は限定10セットで5000円、
コルクポットなしトート付きは限定20セットで3500円です。

商業市場だと同じページ数で1100円ぐらい、同人相場200p=1000円と思ってつけました。
同人誌出版は単純ページ数で換算されてますからね、文庫は高かった、です。

次に、新刊の頒布場所です。

9月18日 第四回文学フリマ大阪(確定
10月2日 関西コミティア49(確定
10月23日 COMITIA118(待ち・お隣フレエドムさま
11月9日 そうさく畑FINAL(待ち

これに加えて、

11月23日 文学フリマ東京(確定・フレエドムさま

にて委託もさせていただく予定です。

と、いうことで、文学フリマ大阪のカタログがこちら。
https://c.bunfree.net/c/osaka04/!/C/32

今、まだ下巻を完結させる途中なんです。
四年間足踏みをしていた名残で、産みの苦しみが半端ないですが、
新刊、締切、という二つの言葉にお尻を叩かれながら、
無事に下巻を書き終えられそうな匂いはしています。
匂いとか予感とかそういうもやもやした不確かなものに確かな存在感を感じちゃう日本人の遺伝子を愛しつつ呪いつつ、がんばりますので、どうか見守っていて下さると嬉しいです。
と、いうところで、これが今日の何かでした。

ちなみにしろたんはマンガを13話まで描いてるよ。
ひと月一話=10pでいいんじゃないか、という当初のペースを上回っていて、ここあさん嬉しい! 
てもとでの完結は早くて一年後。
連載はその後だからー。
私に残された猶予も一年って考えていいのかな。
新刊出しつつ本編書くのって、できるのかな。
本編を書けるペースで新刊を準備する流れのほうが、いいんじゃないかなとか。
サークル運営もいろいろ考えながらです。
来年の秋の東京は絶対に行くと心に誓っていることだけは、明記しますね。
てことはここに合わせて新刊か。
ネタはあるぞ、ネタは。
面白くできるかどうかは、腕次第。

2016年7月31日日曜日

イベント情報。文学フリマ大阪・他

こんにちは、ここあです。

執筆やイラストや納品や入稿の日々、この修羅場に赤ちゃん返りしたくなりますが、私は元気です。おもにしなびております。

さて、8月、コミケも間近と言うことでイベント情報をお伝えいたします。

コミケは二日目、ヘルズ商事さま(村上矛智さん)に既刊3冊としおりをお預けします。


それから、ちょこれいつ本体が動き出すのは9月18日の文学フリマ大阪からです。

 ただいま上巻の出版が確定し、下巻を猛スピードで編集しております。
商業文庫みたく、フルカラーカバーをつくりますよ。
ただし、カバーの採寸を確定するために下巻本体の背幅を確定せねばならないという基本事項に気付いたのが先日で、今、火を吹きながら猛タイピングしております。
しなびてる暇がない。

また、大阪の堺市中央図書館にて行われる文学フリマ展に、ぐっさん15歳とミル12歳をお届けしました!

【文学フリマ展】
会場:堺市立中央図書館 ( https://www.lib-sakai.jp/shisetu/s_tyuo.htm )開催日:2016年8月2日(火)~2016年9月11日(日)開催時間:※堺市立中央図書館の開館時間に準じます

やだ、都会に展示される我が本、なんだか有名になった気分! ちっともそうじゃないけど!
お近くにお越しの際はどうぞご覧くださいませ~!

と、いうところで、今日はここまでです。
お品がきの確定は9月にはいらないと難しそうです。

しろたんもマンガを鋭意執筆中です。
関西コミティアとコミティア118に行くんだから再版してもいいと思うんだけど、首をなかなか縦に振ってくれないんだなあ、うーん。

ではでは、ここあを、そしてちょこれいつをどうぞ応援よろしくお願いいたしますー!

2016年6月29日水曜日

7月を迎えるにあたって、近況と動向

こんにちは、ここあです。

現在の動向についてお知らせすべくQ&A方式でしたためます。

Q.ツイッターのサブにある「C90対策」って何のこと?

A.文字通り、C90に向けての原稿に携わっております。
自サークルではなく友人サークルのマンガです。

これの続きを出すということで、専属アシスタントをしております。
7月末の締め切りまで、ムッチーさんと二人三脚。

Q.じゃあ、「新刊」は?

A.新刊は、『純白の抒情詩《リューリカ》」という小説で、9月18日の文学フリマ大阪を皮切りに10月2日関西コミティア49、10月23日COMITIA118で頒布予定です。
よみがなは「じゅんぱくのりゅーりか」。
略称は、リューリカ。ドイツ語で詩人という意味があります。

Q.サンプルはあるの?

A.ございます。
お好きなプラットフォームからアクセスしてくださいませ。


Q.「リューリカ」は連載中だけど、わざわざ同人誌にしなくてもいいんじゃ?

A.少しでも皆さんに知っていただけるよう、本編だけの連載です。
実は、ウェブで連載されない部分、3つの神話がキモなんです。
他に、物語の全容と謎を解明するための短編が4つ。
合計7編の短編を組み合わせることによって、リューリカの世界は完成します。
これらはすべて、文庫版上下巻におさめられます。
400p、文庫版、フルカラーカバー付きで一冊予価1500円です。
単価は上下するかもしれませんが、上下巻セットで3000円というのは崩さないつもりです。
発行部数の目安を知りたいので、どうぞ気になっていただけましたらお早めにご連絡いただけますと嬉しいです。再版の予定はありません。

Q.もしかして、楽曲もあったりして?

A.ご、ございます。
ただ、本当に最初期のピースばかりですので、改稿が必要なものばかり。
それでも、リューリカには音楽があります。するどい。そりゃそうか。

Q.「黒獅子物語」大丈夫? 終わる?

A.ひいこら書いております……。

宣伝ばっかりで一向にに発売されない何かの真似はやめようと決心しているところですので、気長に待っていただけますと幸いです。

2016年6月10日金曜日

ここあ、お世話になった方を紹介します

実は、初めての梅雨なのです。こんにちはここあです。
この一カ月書かなかった分は、何からお話したらいいかわからないくらいに報告未遂が多いです。
まずは、委託の感謝を表すために宣伝を。

5月の文学フリマ、コミティアでお世話になったフレエドムさま。
すこしふしぎ系ファンタジー創作さんです。

HP;http://aohadori.oiran.org/
ライター 葵あおさま https://twitter.com/aoiao_f5
イラスト 千鳥スズヤさま https://twitter.com/szyf5

新刊および既刊はBOOTHでお求めできるそうです。
https://free500-ion.booth.pm/

青年と少女の組み合わせとやりとりとが絶妙な作風で、ストーリーにかかわらずどこかノスタルジックな雰囲気を感じています。個性の違う二人の作家が噛みあっているのも小気味が良いです。


続いて、5月の関西コミティアでお世話になったいただきます㈱さま。
魔王さまが勇者をエントリーシートでふるい落とす系の創作さんです。
HP;http://iiyudana-nahahan.jimdo.com/
ライター 凡符(ポンプ)さま https://twitter.com/I_am_pomp

新刊および既刊はBOOTHで。つづきはHPで連載中です。
https://iiyudana-nahahan.booth.pm/

DQをプレイしたことがあれば一瞬で滑り込めるテーマです。
シューカツを乗り越えた大人がくすくすしながら読める、ライトな雰囲気とテンポの良い文章が魅力的です。
おこさまは、社長業が椅子の上でふんぞり返るだけじゃないと、ちょっとかぎ取ってね!

どちらも新刊をお抱えの中、委託のお声掛けをいただき、大変なご厚意を賜りました。
少しでも賑やかしになれば幸いでした。
以上二件、大変お世話になったサークルさまでした。


次に、5月某日、わざわざ私と神戸観光をするため足を運んでくださったフォロワーさんを。
マンガ・イラスト 深水かをるさま https://twitter.com/nanashiki51

かわいい弟を愛でるタイプのBL創作さんです。
愛でるほうの兄もしっとりたくましくかっこいいので、おにショタが好きな方に。
そのアナログコピックのテクニックは目を見張る鮮やかさ!
既刊がBOOTHで買えます。
https://nanashiki51.booth.pm/

以上、直近でリアルにお世話になった方をご紹介しました。

2016年5月1日日曜日

5月1日の文学フリマ・委託させていただいてます。

こんばんは。
アニソン三昧を聞きながらだらだらとサークル会議をしていました、ここあです。
落書きの前にすることがあるだろうと、そうだろうと、たった今気付きました。
献上イラストを描き終わって気づくとか、さすが、脳みそに栄養が足りていません。
もう朝ごはんを食べてもいいぐらいですね。時間的にもね。

以前のブログでも描きました通り、日頃から懇意にしていただいている千鳥スズヤさん(@szyf5)のサークル、フレエドム様から嬉しいお声掛けをいただき、この度の5月1日の文学フリマと5月5日のCOMITIA116にちょこれいつの本を預かっていただける運びとなりました。
東京に足を向けては寝られません。

『少年王のジレンマ』A5,148p,1200yen
『銀色乙女のタランテラ』A5,162p,1200yen

上記二冊を一緒にお求めで、新作のクリアしおり(二枚組)をプレゼント。

新作は『くろししアクリルキーホルダー(お茶会テーマ・全四種、各500yen』

アクキーをコンプリートまとめ買いされた方にはコースターをプレゼントします。

文学フリマのスペースは、キ‐27
コミティアのスペースは、G-43a

だそうです。

前々から個人的に本を狙っていたので、この機会にようやく新刊をゲットできる、と意気込む私なので作風を大きな声でご紹介できる身分ではないのですが、フレエドム様のHPいわく、「S(すこし)F(ふしぎ)なファンタジー」を描かれているようです。
個人的に大好物な匂いがぷんぷんします。

そして、お品書きまで作っていただいて……はわわ……。

フレエドム様ブログ『日常フラグメント』
http://fleedom2.blog81.fc2.com/blog-entry-588.html

ブログにまでがっつり宣伝していただいて、もう、ありがたさの極みであります。

そんな私にできることと言えば、大きな声の宣伝、もしくは応援お絵描きぐらいで。
……ということで描いてみました、どーん。



実は、応援の色紙ももう描いてとっくに捧げているのです。
イベント会場でのみご覧いただけますので、ぜひぜひ、お時間ありましたらお立ち寄りくださいませ。
5月5日は子供の日だし、主人公さんをかっさらうつもりです。
スズヤさんの描かれる男性は肩ががっしりしたモロ好みのイケメンばかりなので筆が震えますが、ぎゅっと汗ごと握って一枚、描きたいです。
あ、ここあの本職ですか。
音楽家です!(ばーん
創作で、ですか。
文字書きです!(ばばーん

お友達へのお手紙にもしたためましたが、最近はお絵描きが手軽すぎて本末転倒になりつつあるので、しっかり文章の書き方を思い出していきたいです。
物語が無いと、生きていけないのです。
でも音楽もないと、生きていけないのです。
そこに色が無いと、つまらないのです。
そういうわけで私はなんでもやさん、といういつもの結論にたどり着きました。

5月15日の関西コミティアのお話は、つぎのつぎくらいにさせていただきますね。
いただきます(株)様のご紹介をしっかりしたいので!

それでは、三時半ですから、私は眠ります。
おやすみなさいませ。
起きたころには、どこのイベントも開場しているんでしょうね……。

2016年4月5日火曜日

君と僕との幸せな距離感

おこんばんは、ここあです。
実はこの春、国際空港のある市に引っ越しまして新生活がスタートいたしました。

初めての梅と桜の共存、まっすぐに描かれる飛行機雲、とどろくエンジン音。それからまだ明けていない段ボール箱の山。
あらゆる荷物のことを気にせず出歩けるようになったのはつい最近のことです。
箱を開けて必要なものを取り出すと、毎回「こんなものがあった!」という不思議な新鮮味があります。
大学院生のときに使用していた調理器具、食器、それからあらゆる生活雑貨が出てきて、それを一緒に使うのは当時の彼氏、すなわち生涯の伴侶で。
「懐かしいね。留学前のだね」
「それで、今、いくつ?」
「27」
「うわあ。4年前だよ……」
というやり取りを飽きずに繰り返しております。
大学時代の話しをして、先生は、誰は元気だろうか、と語らうのもなんだか時間の感覚がおかしくなる一因だと思います。
そもそもが付き合って7年ですから、もう、何が何だか。
今までずっとこうしてきたような気さえします。

先日、夫の職場に行くことがありましたが、「噂の新妻」としてちやほやしていただきました。
どうやら、「身一つ(とは言い難い本と楽譜の山を持ってきた)で縁の無い地に定住しにきたひとりぼっちのお嫁さん」という少々あわれな境遇に心を寄せていただいているようで、どなたからも「困ったら頼りなさいね」と暖かいお言葉を頂戴いたしました。
とても「国内ですし、日本語も通じますし、地図があれば大丈夫です!」なんて言えません。
あ、思い出した。そろそろこのあたりの地図をゲットしなくては。バス路線図でいいかな。

そんなこんなで、実家と相方と幼馴染と、以前のように距離を遠くにして暮らすようになりました。
実家のほうでは色々とやきもきしているでしょうが、本当に言いたいことがあれば電話をしてくることでしょう。義実家もそうですね。
相方・しろたんとは、ミーティングができなくなったとはいえ、そもそもフィンランドにいる時にも密に会話をしていたことを思えば、まあ、時間帯があっているし、とか思うわけで。
幼馴染も新しい家族を迎えて生活を支えている立場。
お互いがお互いにちょうどいい時間に、連絡を取り合える。
これってきっと、幸せな距離感だと思います。
これが私なりのkeep in touchなんだって、言いたくて。
しかし、そろそろ恩師へのお葉書を印刷せねばなりません。
入稿した再版二冊、新アイテム・アクリルキーホルダー、(とおまけのコースター)クリアしおりが届くまでにやってしまいましょう。

まずは、ゆっくりとこの世界を見て回ります。歩くテンポで。

2016年3月1日火曜日

委託のお支度です

トロピカーナは命の水、ここあです。
ココア飲めよって話ですか、いいえ、魔法の粉が無いんです。

さてタイトル回収します。

日頃から良くしていただいているフレエドム様方千鳥スズヤ様からのお優しいお申し出により、ここあ、文学フリマ東京に既刊小説の委託をさせていただくことになりました。

フレエドム様HP
千鳥スズヤ様Twitter

5月1日だそうです。ご自身のお荷物もおありなのに私の分厚い本を持って行って下さるだなんて本当に頭が上がりません。
当日はせめてもの賑やかしにと、色紙を描かせていただくつもりです。

んでだ。
再版期日が過ぎている『少年王のジレンマ』は改訂をします。
誤字脱字修正に合わせて、ちょいちょい末尾などを変えたり、二版に寄せるコメントなども描き下ろそうかと。
あとは『銀色乙女のタランテラ』でお役立ちだった用語解説をつけたそうかな、とか思っています。
ページ増えるー!

『銀色乙女のタランテラ』は奇跡の誤字脱字無しで、再版割引も適用できるということでノータッチであります。
でも、口絵は白上質110kに変えたいですね。かけあってみます。

また、新作アイテムとして夢のアクリルキーホルダーを考えております。
いっつどりーむ。
絵柄は四種類、希望頒布価格は500円のつもりです。
夢のマグカップも考えてますがお財布と相談します。

そんなこんなで、3月15日に入稿できるように色々頑張りたいです。
さしせまり! うわあ! やるしかない。

2016年2月13日土曜日

絞りこむスタイル

こんばんは、暴飲暴食で体力をつけた気になっているここあです。

自分のやれることをやれるだけやった結果、手広くなって収集がついていないわけで。
時間割から解放されて久しいですが、ちょいとひとつ創作時間割など作ってみようと思います。

文字 1時間
おえかき 1時間
練習 1時間

どれも一時間で終わるわけないじゃないですかヤダー!!

でも、これくらいじりじり毎日続けていかないといけないって思うんです!
明日からやるぞ!
今日はもう眠たいからね!

2016年2月10日水曜日

私とあなた、二人合わせて四つの瞳

SHIROBAKO見る度に大きなうなずきを繰り返すここあです。こんばんは。
お正月の一挙放送から冬クールにかけてBS11で再放送中なのを追っかけています。
今日見たのは打ち合わせ回。
何たる偶然か、本日は我々サークルちょこれいつも打ち合わせの日でございました。

お互いの仕事の範疇がイラスト・漫画・設定という点でかぶるので、なにかとすり合わせる部分が多いのが常なのですが、今回はそういうすれ違いや作業のお話ではなく、編集について書いてみたいと思います。

最初に、私は素人です。
ですから編集を生業とする方々には及びませんし、そもそもやっていることが間違っているかもしれません。

まず、創作する脳みそについて少しだけ。
人生経験とその刺激が想像力に結び付くと、創作対象を考え始めるインプット状態になりますね。
それを脳の外に出していく作業がアウトプットです。
教育にも言えることですが、この、イン/アウトの繰り返しで情報は定着し、整理されていきます。

インプットばかりだと、混然としてくる情報を整理するために何かしらのアウトプットは必要です。
これも私の常とう句ですが、人によって違いますから、声だったり、文字だったり、絵だったりするでしょう。
私は文字ですが、相方のしろたんこと白城ちょこほは声でした。
私たちの打ち合わせは対面がよいようです。

さて、実際に私がしたことを書いてみましょう。
それは、ただの質疑応答です。
私は、迷走とは「答えは本人の中にあっても悩みに埋もれて見つけられない」状態であるという認識をしています。
「気持ちばかりが急いて」いるところに、論理は求められないものです。それはもちろん、自分にも該当します。
こういった迷走時に必要なのは、「積極的な聴き手」であるといえます。
ちょっぴり心理学的なアプローチ。
「積極的」というのは、相槌を繰り返すだけでなく、相手の発言をオウム返しにして問い、話を確認しながら聴くという姿勢から来ています。
「へー。そうなんだー。ふーん」は、それに値しないただの聞き手です。
優れた聴き手は相手からどんどん話題を引き出せるといいますしね。

さて、今日は、色々質問しました。
どうして漫画を描きたいのか。
主人公は物語以前にどんな生き方をしてきたのか。
主人公の動機は何なのか。
ヒロインの境遇は。
主人公サイドの意図を邪魔する存在は。
社会的情勢は。

尋ねながら、情報を追加しながら、板書のように落書き帳を黒く染めてゆきました。
私は優れた聴き手ではないので、途中で思いついた流れを話してしまうこともあります。
口ははさみますが、それは話の流れから推察した限りの自然な成り行きを想像してのことです。つもりっこ。
もちろん発言に上手くいく確証はありませんから、すぐ訂正したりも。
生命の維持のためお腹がすいて、それが苦痛なのは生きるためで、生きるために食べ物を求める。
そういう風に、事象には理由がはらむことを強く推して、骨を何本か突き刺すこともあります。

これは、数学の口頭試問のように、解法を知り尽くしていることを証明するための質疑応答ではありません。
自らの考えを口にしてもらって、思考の隙間を見つける作業なのです。
悩みというのは同じこと、同じ感情の停滞したループですから、そこから抜け出すには他者の目が必要なのです。
落ち込みうつむいているときに、肩に手を置かれる、そういうイメージでしょうか。
鏡に向かって自問自答を続けると精神が病むと聴きますが、それを脳内で行い続けるのは濃く過ぎる話です。
世界は同じでも、視界が異なればかたや光、かたや闇と見え方が全く異なります。
自分の両の目でも見ているものがずれていますが、かといって耳の裏が見えるわけではないでしょう。

質疑応答で情報が整理されていくと、おのずと必要なものが見えてきます。
整然とした考えで満ちた頭は、すっきりと風通しがよく涼しく感じられます。
目の奥が、すん、と冴えた感覚です。
これは、集中の予兆。

とりあえず、「あ、ほこりついてるよ」の調子で、相方としての務めを果たしてまいりたいです。

まとめ


2016年2月4日木曜日

手と点、目と面

「知らない君になっていく。君が離れていく気がして、怖い」

これは私の知られざる一面を垣間見た、伴侶の言葉です。
私には、この怖さがわかりませんでした。
当初は嫉妬や独占欲ではないかと勘繰りましたが、どうやらこの言葉にすべてが集約されているように感じられます。
少しだけ、私の見解を綴ってみることにします。

人格は多面体です。球ではないと思っております。
球には角がありませんからね。
人格と人格がぶつかるとき、それこそ角が立つことは少なくありませんから。
接する面もあれば、死角になる面もあります。
付き合う人によって見せる面、見せたくない面、さまざま存在します。

幼いうちは平面でお付き合いをする感覚があります。
庇護者と保護者という二者間にペルソナが必要ないからです。
しかし、第三者の登場により、ペルソナの存在が必要になります。
たった一面だけでは太刀打ちできない何かは、社会的な存在です。
俗に言う、他者のことですね。
幼児にとって保護者は自信と同一視されるもう一つの自分自身であって他者ではありません。それは母親も無意識に抱く感覚であるとききます。
言わば家庭は、自分だけの世界なのです。
その世界に現れた異質な存在は、敵なのか、果たして味方なのか。
出会ってしまったからには対処せざるを得ません。
そのときはじめて、人格に折り目がついていくと、私は考えます。
出会った人の数だけでもいいでしょう、生きてきた環境でもかまいません。
「その場にそぐう自分」を創ることを学び、人は社会生活を送れるようになります。

そうしてそれぞれに人格という立体を組み立てた人間同士が出会うわけですね。
触れ合った面が強い共感で結びついて、人生の伴侶となることもあります。
抱きしめた体と体の接点で、相手のすべてを包み込んだような気持ちにだってなれます。
しかしそれは点と面であって、表面積すべてではありません。
人格の多面体においても、同じことが言えると考えます。
強く結びついた面を良く知り合えても、死角となった部分はその存在をぼんやりとうかがい知るか、あるいは全く知らずにいることだってあると思うのです。

初めて目の当たりにした一面、それが原因で、パートナーを見限ることはあるでしょうか。

現実にはあり得ると思います。
「私の知っている彼(彼女)ではない」とひどく幻滅したりするのが、それに相当するのではないでしょうか。
がっかりするほど相手に期待や理想をかけているほうが、ちょっとどうかしている、というのが私の偏見です。

家族になるということは、人格の多面体がどんどんと展開され、ついには平面になる、いわば新たな自分たちだけの世界、家庭が構築されるものだとおもいます。
磨いてきた一面もあれば、隠しておきたかった一面もあるでしょう。
でもそれもひっくるめて額を突き合わせていくべきだとおもうし、そうしたいのです。

だから、私はもっとさらけ出していこうと思います。

「知らない私がなくなれば、不安になることはないでしょう」と。

2016年1月31日日曜日

やきもち

好きな人のことを、全部把握していたい気持ち。
その全部を手に入れていたいのは、不安だから。
でも、人は人、結ばれても融合することはないのだから、結局は一個人の行動だってあります。
理解しつつも受け入れきれないジレンマが、やきもちなのです。

やきもちは、思いの強さ、その均衡が崩れていると発生しますね。
天秤で量れるものではありませんが、より強く好意を持っている人のほうが嫉妬するに違いありません、多分。
その熱い思いに対し、いかに報いることができるのでしょうか。
答えはわかりませんが、一つの提案があります。
嫉妬する相手に、一度思い切り依存するのです。
かかりきりになる時間をとって、嫉妬する時間を与えない。
赤子がだっこをせがまないよう、ずーっとだっこする手段をとる、っていうのに似ているかもしれないです。

好きの気持ちの満ち引きを体で体感してもらって、理解を促していくほかないのかなあ、というのが現状です。

愛の均衡は、日々のお互いの気遣いで保たれるわけですね。

2016年1月27日水曜日

すべてはからだとご相談

寒さが衰えるところを知りませんね、ここあです。

日記を書くのには自身の身を削る=プライベートを公開するということにつながると思うのですが、ネットの海に放流するのでそういうことはしたくないのです。

なので書くネタを見つけられないまま、一日を終えたりいたします。

さて、HP『Yokubari Chocolatier』のNOVELSタブに見知らぬ文字がありますね?
マウスオンすると出てくるのは、見なれた『黒獅子物語』。
その下、『純白の抒情詩(リューリク)』というのが、いわゆる未発表にして処女小説なのです。

留学の最中、修士論文の練習にならないかと、ふと思い立って書いていた小説とは、この『純白の抒情詩』にほかならないのです。
『黒獅子物語』も並行して書いていましたけどね。

それで、まあ、三年前に書いていたものですから、どんなもんだろうと引っ張り出して読んでいるんですが。

おかしい。

とても面白く読めるのです。

自画自賛の理由は全く見当たらないのですが、ともあれ疲れずにずっと読めるのです。

何故読むことにシフトしているかと言いますと、ちょっとからだが創作についていけていないのですね。
具合が悪いわけではないのですが、ふと気を抜いた瞬間に寝落ちしがちなのです。
集中がぷっつん切れやすいので、まずは生きることを優先しております。
なにせ座右の銘が「死なないように生きる」ですから。

なので、やりたいことがあってもたまっても、まずはからだとご相談。
お仕事はちゃんとこなしますけれどね。

2016年1月26日火曜日

アレ、どうなってるの?20160125

ここあの創作はいつも並行して進められています。
きちんと時間割があるわけではなく、今日はこれ、みたいな気まぐれで。

以下に明記しますので把握いただけましたら嬉しいです。


黒獅子(ストックたまったらすぐにでも出したい
・蘭英書いてる

同人誌(新刊。秋、関西ティアいきたい
・年表いじってる
・序文も書いてる

HP(まったり
・純白の抒情詩コンセプトCG作成中
・ILLUSTタブのアイデアが無い(致命的
・リンク募集中

お絵描き
・さくらちゃん
・ミルのイメージボード
・ルヴァの色紙

音楽(スピード勝負
・おじじの曲をいじりたい。
・でももう一曲いじりたいのもある。

イベント関係
・当分出番なし(ウェブメイン
・夏コミ、アシ一本あり


以上です。

それから、ブースでの通販ですが、おかげさまでじりじりと在庫が減っております。

 ・小説『少年王のジレンマ』 残り3部
 ・小説『銀色乙女のタランテラ』残り10部

『少年王~』の残り在庫に合わせて、小説セット、あるいはちょこれいつフルカスタムは3部のみのご用意になります。ご注文前のご予約も承っております、お気軽にご連絡くださいませ。
ちなみに
 ・漫画『ねこまほ』はいっぱいありますw


さて、落書きや駄文、ツイッターのタグ遊びは減りますが、その分しこしこと創作を進める予定です。
相方しろたんも産みの苦しみでうんうん唸ってますが、それは漫画を真剣に描いている証拠ですね。ブログのほうで漫画を連載していますので応援よろしくお願いします!

それぞれいろいろやっていますが、これからもちょこれいつのこと、よろしくお願いいたします。

ちょこれいつってなんぞ? という方は、HP「Yokubari Chocolatier」内、ペーパーPDFをご参照ください。

2016年1月18日月曜日

新曲『銀盤オルゴヲル』公開と制作秘話

こんばんは、ここあです。
世間は雪模様、明日からも寒波の勢いは衰えを知らぬそうですね。

そんな冬にぴったりなお歌を作りました。

『銀盤オルゴヲル』

私の作曲スタイルには三種類あります。

1、言葉と言葉の持つ音楽が一緒に生まれる
2、言葉だけが先に生まれる
3、メロディだけが生まれる

この曲は、1でした。
ただ、作詞したのは2012年の冬。作曲に関してはドのつく素人のときでした。
当時はKE-I君が歌の作曲をしていたので、もしよかったら曲をつけてくれないかな、と思って詩だけをつくって、そのまま放置していたのです。
メロディは一緒に生まれていたのですが、それを曲に仕上げる力は持ち合わせておりませんでした。

なので、まずは言葉で描いた風景について蛇足をつけていきたいと思います。

大学の近くに居を構えていた私ですので、演奏会のためにはいつも隣町に出ねばなりませんでした。移動には節約のために、いつもバスを使っていました。
演奏会に出たり、聴いたり。
その終わりが夜になるのは当たり前のことです。
最終バスに乗って、最寄りのバス停に降り立つ私をいつも迎えてくれる人がいました。
それは、凍える冬の日にも。
彼と二人、アパートに向かって歩く道には、街燈ひとつありません。
車も通らない丘を、凍みついた雪を踏み鳴らしながら進むのです。
私たちを包むのは、深い闇に鎮座する雪と、そこにちりばめられた星々。
果てしなく広がる夜の世界に、きりりと冴えた星座の光が近づいてくる気がします。
両手を広げて、くるりと回れば音楽が鳴りそう……。
そう、夜空は鉄のくさびが打ち込まれたオルゴールの銀盤のようで。
想いを馳せ、天高くを仰ぎ立ち止まった私の手を、彼がとりました。
しっかりと絡めた指を、自分の手ごと、ポケットに突っ込むのです。
かじかんだ指先に、血液と、もうひとつほかに感じるものがありました。
同じ温かさが心に迫る。
そういう静かな夜、静かな一瞬を切り取った歌です。

曲については言うまでもありません。
これは過去のこと。
星の光がはるか遠くからやってきたのと同じ、過ぎ去ったものです。
その記憶を形にとどめておくための作品です。
蛇足つきでもなお、楽しんでいただけたら幸いです。

これも蛇足ですが、要望があれば、DL販売も考えております。

2016年1月13日水曜日

語ることなきにしもあらず

自発的な語りはどうも苦手です。
問答ならばいくらでもできるのですが。
語るというからには、それだけ相手に伝えたいという衝動にも似たイモーショナルな動機がなければなりません。
語り手の心が大きく揺さぶれる、そういった瞬間に口をついて出るものだと思うのです。
そういう柔らかな感受性があってはじめて、文章に伝える力が宿るのではないでしょうか。
もちろん、適切な言葉遣いというものはありますが。

語りも一つの文章ですが、それにはただ事実を述べるような、ある程度無感動な文脈よりも、相手の共感を誘うような、あるいは想像力に働きかけるような情緒が必要なのです。
共感は最も難しい感性の一つだと私は思います。
個々の生きざまが異なるのに、どうして同じ感覚を共有できるのでしょうか。
普遍的な点で共通した行動をとるのは、ヒトという生き物であるという前提条件のもと、暗黙の了解としてわれわれの心の中に根付いてはいます。
しかし、同じ知性をもった生き物であり、共通の教育を受けてきたと勘違いをしてわれわれは人間を見るや自身と同等の存在であると誤認してしまうところも持ち合わせています。
共通の教育だなんて政府と教育委員会の掲げた理想であって、共通だと言い張るカリキュラムを与えたからといって等しく知識と教養が身に着くはずもなく、それは教育者の手腕、ならびに校区の児童・生徒の実力によって理解度がさまざまだというのに。

であるからして、適切な言葉を用いたところで読解力の差異から大きな勘違いを生み、人間関係に軋轢が生まれることは必然に近いものがあります。
顔の見えないインターネット社会ならば、なおのことそうでしょう。

と、いうこともありまして、ここあ自身の言葉はこのブログで繰り広げることといたします。
私という一個人の言葉を不快に思われる方も少なくないと考えたからです。
少々おしゃべりが過ぎました。
語ること、なきにしもあらず。

2016年1月2日土曜日

あけましておめでとう2016

昨年はお世話になりました。今年もここあとちょこれいつのことをよろしくお願いいたします。